トレーニング編 第3回
筋力トレーニングの考え方について
非常に重要なことが書かれているので,
(私の言いたいことが集約されているので)
石井直方先生の「筋を鍛える」の第1章1を引用させていただきたい.
(青字,私の合いの手も入ります)
*****************************************************************************************************
トレーニング(筋力トレーニング)は,
ともすると「結果オーライ」であればよいと考えられたり,
経験に基づいて語られたりしがちです.(そうだそうだ!!)
したがって,,世の中には種々雑多なトレーニング法が氾濫することになります.
これらの中から真に効果的なものを選別するには,
経験と生理学的知識の両方が必要になってきます.
(どちらかに偏った考え方が多いぞー!!コンチクショー!!)
(中略)
スポーツを指導する人々は,
トレーニング効果に関して誤った認識をしてる場合が多いようです.
「一つのトレーニング対して多くを望みすぎる」
といったほうが適切かもしれません.
(うんうんうんうんうんうんうんうんうん…うなずき過ぎて首が…)
たとえば,新たなトレーニング法を導入して,
それが即座に競技成績に結びつかないと,
すぐ「トレーニングの方法を誤った」と解釈しがちです.
(このフレーズ聞きすぎた〜〜〜!!)
しかし,そのトレーニング方法が,
長い目でみて正しかったか誤りであったかは,
競技成績からだけでは判断できません.
原則的に(ここ大事だぞ〜.ノート出せ〜〜!!)
・一つのトレーニングが持っている強い生理学的効果は一つ
です.
したがって,前述のトレーニングは,たとえ競技力に直接反映しなくとも,
ある特定の筋や関節を強化し,
次に競技力に結びつくようなトレーニングを行うための土台をつくったり,
(↑ここも大事だぞ.私は人に話をするとき,中間トレーニングと言ってます)
障害の危険性を低減してくれたりしたかもしれません.
もとより,競技力は多数の要素が複雑に絡み合った結果として表れるものですから,
単純なトレーニングが即座に競技力に結びつく場合のほうが,
むしろ稀といえるでしょう.
(だから,コーチングは難しい…けど,本当におもしろい!!)
*****************************************************************************************************
競技力向上を目的としたコーチングでは,
オーソドックスなトレーニング,中間トレーニング,稽古を
上手にパッケージ化することが重要であると私は考えている.
パッケージ化というのは,
例えば,弁当に
(容量の決まった容れ物,人に与えられている時間は限りがあるため)
トレーニングという具材を上手にいれなければ,
(一日に30時間のトレーニングはできない)
おいしいものができないと考え方だ.
(どんなにおいしいもの・素材でも合わせ方によってはまずくなる)
米(例えば,中間トレーニング)が好きだからといって,
米だけが入っている弁当では…
ということになる.
だから,パッケージ化が重要だ.
石井直方先生は筋力トレーニングについて話をしているが,
私は,競技特有の技術トレーニングも同様であると考えている.
多くの指導者が,「一つのトレーニングで多くのことを望みすぎている」が…
一つの技術トレーニングが持っている強い効果は一つである
と思う.
だから,私は原理原則に従う.
ここから外れさえしなければ,失敗はない.
コメント