プロフェッショナル
VALUE CREATEの社長・坂本氏の回に
「困難な道を避けた時に,成長はとまる」とあったが,
とくに「こころ」の成長がとまると私は考える.
最近,
「こころを鍛えるためには何をすればよいのか」
ということを考え続けていた.
ただ,
考えは,いつも同じところに辿り着く.
こころの強さは,
自分の右手と左手に表れる選択肢のどちらを選んだか,
のみで決定される.
その選んだ選択肢が何であったかをみて
周りの人が
「あの人はこころが強い」 とか
「精神力がある」 とか いう.
それだけである.
実は,
自分がこころが強いか弱いかなんてことは
自分自身わからない.
結局,こころが強いとか弱いとかは
人が判断するものだからだ.
じゃあ,どうすれば…
右手と左手に表れる選択肢の厳しい(困難な,苦しい)方を
小さい頃から選択し続ければいい.
簡単にいっているが,これが難しい.
人にやらされるのではなく,
自分自身で選択する.
この繰り返しが,
最も厳しい(困難な,苦しい)場面で
何を選択するかにつながる.
そして,その選択したものをみて
周りが「あの人はこころが強い」というのである.
人にやらされて
(人に怒られることが恐くて)
厳しい方を選択し続けていると.
その後,
易しい方を選ぶことが,怖くなったり,不安に感じたりする.
そのため,
右手にある厳しい方だけが残るのである.
つまり,選択せずに決定されるのである.
これにより,身体的体力や技術が向上することもあるが…である.
だから,なおさら難しい.
中学校や高校のときであれば
これで結果が出てしまうから,気付かないのである.
そして,
自分が登ろうとする山の
8合目,9合目にきた時に気付く.
「登れない」と.
(登るという選択ができないことを…)
最初からできる人は,ほとんどいないだろう.
小さい頃から
どれだけ選択する機会を与えることができるか
そして
小さい頃から
どのように意識付けさせることができるか
が,コーチングで重要だと考える.
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