全日本学生柔道優勝大会を終えて

了徳寺大学柔道部は,女子3人制に出場した.初戦で,びわこ成蹊スポーツ大学(関西2連覇中)に0-3で敗れた.
大会を終えて,コーチングの難しさを痛感した.

以下の2つのどちらを選択するべきかを本当に考えさせられた.
チャンピンスポーツの目的・「勝利」を追求するか
セカンドキャリアで必要になる能力を向上させるか
である.

了徳寺大学の学生は,
柔道整復師,理学療法士,看護師,アスレティックトレーナー,
教員免許などの資格を取得するために
勉学に励んでいて,
カリキュラムや施設の問題で週に2回の稽古しかできない.

その状況で
昨年は,関東大会で優勝し,全国大会ではベスト8だった.
勝利だけを目的にしていたわけではなかったが,
いい結果が出て,本当に良かった.
関東を優勝し,勝ったことで得られたものがあった.

今年は,昨年のメンバーがすべて残っていた.
この一年間,
彼女たちには,できるだけ課題を考えさせて,
どのように取り組むべきかも考えさせてきた.

「何が課題か」を自身で考え,
解決するために「何をするべきか」も考える.
そして,「主体的に学び」解決できるように試みる.
こういう考える力は,
どの分野(医療,教職)でも必要になってくる.

しかしながら,この方法は
選手を作り込む方法と比べ,
競技力の向上に時間がかかってしまう.

たらればになるが,
勝つための戦略や技術を教え込んで,
選手たちを作り上げていれば勝っていたかもしれない.

日本武道館での1勝で得られるものもあったと思う.

この1年間,私のやってきたコーチングは正しかったのだろうか.

このことばかり考えてしまう.

週2回の限られた時間で,
優先順位を考えて高いものから取り組んできた.
本当に効果があったのだろうか??
そもそも優先順位はあっていたのだろうか??
(5年後10年後の彼女たちをみないとわからない)


個人戦(関東大会)まであと2ヶ月

今回の負けを糧にできるように,

彼女たちが卒業する時に

「あの時の負けがあったから」といえるように
やるしかない!!

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