マインドセット


「マインドセット」
最近、このコトバが私の頭をぐるぐるぐるぐる…
コーチングの中で、
最も重要なコトバだと考えているからでしょうか。
少し前までは、
「コーチング哲学」とか「コーチングのジレンマ」が
私の中の流行りでしたが、
議論してもまとまるもんじゃないことがわかりました。

どうも…「苦悩」と「大きな壁にぶつかること」で確立されそうです。


少し前から、「プラセボ効果最強説」を考えるようになりました。
というより、実感しています。
これが私の中の「マインドセット」の重要性を高めました。
ある漫画で(あれが一番最初の出所なのかな…)
「努力すれば、全ての人がチャンピオンになれるわけではないが、
 チャンピオンはすべからく努力しとる」
というところがありました。
(タイミングが重要ですが)
このたった一言が
「科学的」とか「効率的」とか「戦略的」いったものを超えて、
選手に大きな効果をもたらすことがあります。
あるオリンピック金メダリストが
「私は、◯◯競技を好きでやっているわけじゃない。
 厳しい練習をこなせるのは、(好きだからではなく)
 厳しい練習をしなければチャンピオンになれないことを
 私は知っているからだ。」
と言っています。
エリートアスリートのほとんどが、
このような強い選択のできる・自分に打ち勝つことのできる
「マインドセット」です。
このような「マインドセット」の選手を生み出すには、
どのような環境で、どのように教育をし、
どのような経験をさせるべきか。
これが、ぐるぐるです。
で、頭の中で今たどり着いたところは、
「選手とコーチが互いにリスペクトしている状態」
がベースに必要だということ。
これは、ナショナルチームでも実業団でも大学でも同じ。
でも、これが結構難しいそう。まずは、自分の人間性からですね。
うっす。

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