「変化しないことの重要さに気付く」ワールドカップ日本敗戦から学ぶ

コートジボワールとの一戦.
日本の敗戦の要因は何かと議論になっている.

メンタルがどうこう…  気温,湿度がどうこう…

ゲーム分析のデータから
戦略がどうこう…    監督の采配がどうこう…

私は,これらを否定しない.

ただ,これらが根本にある課題とは思えなかった…
何か霧が立ちこめていて
1m先ぐらいしかみていないような気がした.

自然と自分の思考という海に深く深く潜り込んだ時に
(頭がおかしい人みたいだけど…)

自分の中にあったモヤモヤ(点)と
頭の片隅にあったコトバ(点)が
繋がった.

霧が晴れて,根本にある課題(光)がみえた気がする…

表現がおかしいかもしれないが…
どんないい女を抱くよりも快感が走った.

実践の中で,そう思い込もうとしていた
「日本柔道は変化しないといけない」

というモヤモヤ…

それと,
グアルディオラのコトバだっただろうか
これまで理解できなかったコトバ…
「バルサにはサッカー哲学がある」

頭の片隅にあった.

繋がるとは思わない点が繋がった.


コーチングには
「哲学」という根や幹が必要で
選択は,常にその根や幹を拠り所にする.
その幹を(チャンピオンスポーツでいえば)
運動学,生理学,力学,心理学といった
視点でみるということが重要になる.
とはいっても,
自分にそのような根や幹が構築されているわけではなく,
なんとなく「像」がみえていただけだ.

この点と点が繋がり線になったことが,
自分の根や幹になる気がしている.

たぶん,この文章を読んでも意味がわからないと思う.
ここで細かいことを書いても意味がないと思っている.
だから,こんな書き方をしている.

自分で自分の思考の海に潜り,
深く…深く…追求することが大事だ.

今回は,体験を記録しておきたいだけ.
とりあえず,辿り着いた「点」だけ書いておこう.

日本サッカーは,変化し続けているようじゃ本当の強さは得られない.
「変化することを恐れるな!!」というコトバには注意が必要だ.

「本当の強さは変化しないこと」にある.
変化しないことが本当の強さに繋がるとも思っている.
日本は,根や幹が育っていない.
これを育てるには,変化してはいけないのだ.
日本サッカーは芽が出たと思う.
ただ,大きく成長する部分(成長が早い時期)だけに目がいっている.
大きな成長がみられなくなったら,それを育てようとはせずに
また,苗を植え直すのである.
課題はここにある.

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