柔道は海である(三)

「柔道は海である」

ですから、
私はリスクを強引に排除しようとは思いません。
リスクと向き合うことが大事だと思います。

リスクを0(ゼロ)にする…

海に飛び込むな!
目的地に向かうな!
というしかないと思います。

そもそも、
力を向ける方向を間違えていると感じています。
「柔道」=「危険」とし
「柔道」そのものを批判し
それを人に「そういうものだ」と伝えようとする人がいます。

私からの質問です。

「三浦雄一郎さんが80歳でエベレストに挑戦する」

そして、

「三浦雄一郎さんが80歳でエベレストに登頂した」

なぜ、これを批判しないのでしょうか。
登頂できたからという結果論でしょうか。

80歳
最大のリスクでしょう。

エベレスト
あまりにも過酷すぎて死体が転がっているほど。

これ以上のリスクがあるとは考え難いです。
でも、止めないわけです。

そこには「希望」や「勇気」があるといいます。
その裏には「ビジネス」と「カネ」があるかもしれません。

なんにしろ止めないわけです。

どうも理由が浅はかです。

私は三浦さんを尊敬しています。

それは、非常に難しい目的地を設定し、
これまでの経験と知識とさらなる学びをもって、
「最善」・「最適」を考え、準備をし、挑戦し、
成功したからです。

この「成功」は「死」と向き合った結果だと思います。
しかしながら、一歩踏み外せば「死」があっても
誰もそれを批判することはできないのです。

柔道はここでいえば山になるわけで、
そういうものだと思います。

柔道は山である

ともいえる。ふむ。

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